2011年02月24日

長者町探険隊(アーティスト石田達郎ワークショップ)レポート

2011年2月20日(日)に長者町まちなかアート発展計画のはじめてのイベント、「長者町探険隊」(アーティスト石田達郎ワークショップ)を開催しました!!

2011年7月23日(土)〜8月21日(日)に開催が決まった、長者町まちなかアート発展計画#01『小さなアートジャンボリー2011』の出展アーティスト・石田達郎氏のプロジェクトの始まりとして、石田さんと参加者が一緒に長者町を探険しました。
集合場所は豊島ビル公開空地。トリエンナーレの長者町会場のボランティアの拠点があった豊島ビルの裏側です。

この日は他のイベントも多い一日で、はたして参加申し込みはあるのだろうか、天気はどうだろうか、とドキドキしながら当日を迎えましたが、申込み参加者と発展計画メンバーを合わせて15名が探検に集まってくださいました!

そんな探検隊メンバーの前に登場した石田さんが用意していたものは、石田家にあったという謎の杖!!とお手製のダンボール座布団!!
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DSC02117.jpgやや戸惑う隊員にむけて、石田さんから説明された「探険にあたってのルール」は次のようなものでした。
  • 5名ずつ3組のグループに分かれて探検する
  • 各グループ杖をまっすぐ立てて放し、杖が倒れた方向に進む。
  • 建物や壁にぶつかったら、そこに「段ボール製座布団」を敷き、地べたに座ってみる。
  • そしてしばらくボーッとしてみる。
  • 飽きたら再び立ち上がり、杖を倒して次の場所へ進む。
  • そこでも、やはり、座布団を敷いて、しばらくそこに居座る。
  • そうやって何度も移動していく道のりを、参加者が各々地図に描いていく。
  • 地図と一緒にそこから見えた景色のスケッチや、その場所にいる間にグループで話したことなど、気がついたことをメモしていく。



「ちっちゃな発見がたくさんあるといいね!」と探検にしゅっぱーつ!!
・・・の前に、慣れないことはまず練習してみよう。
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石田さんがパタン。と倒した杖の方向へみんなで移動。

地べたに座ってしばらくボーッとしてみると、歩道と車道の間にあるガードの形を見て「これ、かわいいね。」と石田さん。たしかに目線の高さでしみじみ眺めると丸っこくてかわいいなぁ・・・。
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「それでは!そんな調子でやりましょう!!」ということで、あみだくじでグループに分かれて探険スタート!

最初は地べたに座るという行為に、通り過ぎる人の目が気になったりして戸惑う探険隊員たちでしたが、次第に慣れてきて積極的に鎮座。
いつもとは違う目線から見る長者町は、新たな発見があり地図はどんどん埋まっていきました。
座ってみると、意外に建物の上の方がよく見えることに気づきます。高い建物に囲まれて地べたに座ると、自然と目線は上を見ているから不思議です!
「この建物の屋上はこんな風になっていたんだぁ」なんて、地べたに座った探険隊員たちに子供たちが近づきましたが・・・
ちょっと、不思議な光景でしたよね(笑)
DSC02150.JPG DSCF0672_1_1_1_1.JPG

DSC_0022.jpg次に杖を倒すと、また壁の方向に!
「こういうときは、建物がないものとして、あちら側に回りましょう!」と石田隊長のアドバイスで、建物の向こう側へ。
「この建物の裏側はこんな風になっていたんだぁ」と、さらなる発見が待っていました。
普段は足早に歩いていて気付かずに通過していた閉じられた隙間を発見したり、あの時は建っていたものの思い出を語り合ったり。
ペンキ塗りのおじさんも粋なことに、色を塗り分けてくれています。
DSCF0722.JPG

また、いつもとは違うことをすることによって、グループ内でも日常の出会いとは違った雰囲気になっているように感じました。
初対面同士でも会話が弾んだり、逆に無言の時間が気にならなかったりと、不思議な時間が流れていました。

最後は、長者町にあるトラスティホテルの会議室で報告会。
歩きながら撮った写真を見て、探険を振り返りました。
「最初は、地べたに座ることに抵抗があったけど、だんだん面白くなってきました」
「時間が経つのがあっという間でした」
という感想から始まり、
「あれ?ここはうちのグループも座った場所なのに気付かなかったよ!」
というように、同じ町を歩いたにも関わらず、それぞれのグループの違いが、また新鮮でした。
「このときは、別のグループが座っているのを眺めていました。客観的に見ると怪しかったです。」
「その座っている私たちは、その時は俳句を詠んでいましたよ」
という謎解きもあったりと、和やかな雰囲気で探険は終了しました。
DSC_0032.JPG DSC02114.JPG

時間毎に各グループに混ざっていただいた石田さんの視点は、隊員のみなさんにはどのように映ったのでしょうか??
今回の探険がプロジェクトにどのように反映されていくのかは、夏までのお楽しみ!です。

Report by T.Y


posted by 長者町まちなかアート発展計画 at 02:42| Comment(1) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なにが飛び出すやら不安でしたが、

長者町探検隊 アーティスト石田達郎ワークショップ
杖に導かれ、石田氏のまなことともに

長者町の上下空間から 
時に残されたもの 傍らでひっそりとしたものに
まなざしを向けると、

「おれらはずーっと 長者町だぞ」の声が
聞こえてくる。

「こんなところに・・・・えー」
段ボールキントーンにのって
時を忘れて 楽しみました。

大仏や
長者無情の
冬のキイ
(旧長者町繊維会館跡地から ジラユnagoya1を望む)
Posted by tukitantei at 2011年02月25日 01:45
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